FIKA Insights

経理経験はコンサルでどう生きるのか。30代で見つけた「部門横断の実行力」、日系総合ファームへの未経験転職
支援担当:藤川 裕司

担当CA
BEFORE
年収:約850万円
日系専門商社
経理職
AFTER
年収:約1050万円
日系総合
コンサルティングファーム
業務改革コンサルタント

経理経験はコンサルでどう生きるのか。
30代で見つけた「部門横断の実行力」、
日系総合ファームへの未経験転職

日々の業務で培った「数字」への強みは、コンサル業界でも大きな武器になります。専門性の活かし方や面接対策を適切に行えば、未経験からでもコンサルタントへの転身は十分に可能です。今回は、経理・財務の経験からコンサル転職を成功させた方の体験談をご紹介します。

以前のご経歴
34歳 男性
日系専門商社の経理部に勤務。経理実務に加え、複数部署が関係するプロジェクトにも参加。財務・会計の知識を基礎として、関係者と調整しながら業務を前に進める経験を積んだ。転職後は、日系総合コンサルティングファームにコンサルタントとして入社。

1. 転職活動を考え始めたきっかけ

転職を考え始めたのは、経理として蓄積してきた知識を、より幅広い企業の課題解決に生かしたいと思うようになったためです。
前職では、一つの会社の事業や数字を継続して見ることで、経理としての専門性を身につけることができました。一方で、企業によって異なる課題に向き合い、財務・会計の観点から改善を支援する仕事にも関心を持つようになりました。30代で未経験のコンサルティング業界へ移ることには迷いがありました。経理経験がどこまで評価されるのか分からず、これまでの専門性を手放し、一からキャリアを築き直すことになるのではないかという不安もありました。それでも、中長期のキャリアを考えると、現在の延長線上だけでなく、専門性を別の形で生かせる可能性を確認したいと考え、転職活動を始めました。

2. 転職活動をはじめてみて

最初から自分の方向性が明確だったわけではありません。「コンサルタントになりたい」という希望はあっても、経理経験を生かせる領域や、自分に適したファームの特徴までは整理できていませんでした。FIKAの藤川さんとの面談では、希望条件を確認するだけでなく、これまでの仕事でどのような役割を担い、どのような場面で力を発揮してきたのかを掘り下げてもらいました。
その結果、経理の専門知識だけでなく、部門をまたぐプロジェクトで関係者の意見を整理し、物事を実行に移してきた経験も、コンサルティング業務につながる強みだと分かりました。
また、応募できる企業を広く示すだけではなく、未経験から目指す場合の難しさや、選考で確認される点も率直に説明してくれました。希望をそのまま肯定するのではなく、私の経験と適性を踏まえて方向性を考えてくれたため、藤川さんに支援をお願いしました。

3. 実際の転職活動について

選考で最も苦労したのは、「経理経験がコンサルティング業務でどのように生きるのか」を一貫した形で説明することでした。
経理で担当してきた業務を並べるだけでは、異業種で再現できる能力が伝わりません。そこで、財務・会計の知識に加え、部門横断のプロジェクトで培った調整力や実行力を整理し、コンサルタントとしてどのように活用できるのかを言語化しました。面接練習では、転職理由と志望動機を別々に準備するのではなく、前職で感じた問題意識、コンサルタントを目指す理由、入社後に取り組みたいことがつながるように見直しました。
現職と並行した活動だったため、準備時間の確保も課題でした。選考日程を調整してもらい、限られた時間のなかで優先順位を付けて準備できたことは助かりました。未経験転職への不安がなくなったわけではありませんが、準備すべき内容が明確になるにつれて、選考に落ち着いて臨めるようになりました。

4. 実際のFIKAのサポートについて

FIKAには、経験の棚卸し、応募先の検討、面接で伝える内容の整理、模擬面接、選考日程の調整、内定後の相談や条件面の確認まで支援してもらいました。特に役立ったのは、面接で使う表現への具体的なフィードバックです。藤川さんは、私の回答が採用企業にどのように受け取られるかを示したうえで、経理経験とコンサルタントとしての適性が結びつくように説明を修正してくれました。
また、現役のコンサルタントとしての視点から、面接を通過するための表現だけでなく、実際のプロジェクトで求められる考え方や働き方も説明してもらいました。そのため、選考対策と入社後の仕事を切り離さずに考えることができました。内定後にも相談の機会があり、条件面を確認しながら、転職後のキャリアを改めて検討できました。選考通過だけを目的とするのではなく、入社後に力を発揮できるかという観点まで含めて判断できたことが印象に残っています。

5. このCAを選んでよかったこと

藤川さんを選んでよかったのは、自分では経理という職種の枠内で捉えていた経験を、異なる観点から評価してもらえたことです。転職活動を始めた時点では、会計知識の専門性を高めることばかり考えていました。しかし、対話を重ねるなかで、複数部署を巻き込み、課題を整理して実行する力も自分の強みだと認識できました。
一方で、未経験である以上、すぐに通用する部分と、入社後に学ぶ必要がある部分の両方があります。藤川さんはその境界を曖昧にせず、企業からどのように評価されるかを具体的に伝えてくれました。
最終的に、自分の強みだけでなく課題も理解し、入社後の姿を考えたうえで転職を決断できました。選択肢を増やすこと以上に、自分に適した選択肢を見極めるための判断軸を持てたことが、今回の支援で得られた価値だと感じています。

6. 今後転職を検討されている方へ

30代で未経験の業界へ転職する場合、これまでの経験を捨てて一から始めるように感じることがあると思います。私自身も、経理として積み上げた経験がコンサルティング業界で評価されるのか、不安を感じていました。しかし、職種が変わっても、これまでの仕事で培った知識や行動のすべてが無関係になるわけではありません。重要なのは、担当業務の名称ではなく、どのような課題に対して、どのような役割を果たしてきたのかを整理することです。
未経験転職では、希望だけでなく、現在の強み、足りない経験、入社後に求められることを確認する必要があります。自分だけで判断することが難しい場合は、転職を急いで決める前に、実際の業務を理解しているCAとキャリアの選択肢を整理することが有効だと思います。

コンサル転職に向けた当社の支援について―

コンサル業界への転職は、業界や選考を深く理解したうえでの準備が成功の鍵となります。FIKAでは、大手コンサルティングファームでの実務経験や採用経験を持つメンバーが、一人ひとりに合わせたキャリア提案から回数無制限の面接対策まで一貫してサポートしています。転職成功だけでなく、その先のキャリアまで見据えた伴走型の支援で、納得のいく転職を実現できるよう全力でお手伝いします。

支援担当:藤川裕司
新卒で日系大手コンサルティングファームに入社後、戦略部門を経てコンサルティング会社、人材コンサルティング会社執行役員に就任。
コンサルティングファームでの採用方針の検討~キャリアサポート、面接(新卒・中途両方)など幅広い経験を活かし、主にコンサル・IT経験者向けに実践的な面接対策を実施。
支援担当画像
      

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