FIKA Insights

SCMの専門性を手放さず、新規事業・戦略領域へ。 34歳で「経験」と「挑戦」をつないだ転職
支援担当:田中 専匠

担当CA
BEFORE
年収:約900万円
日系コンサルティングファーム
SCMコンサルタント
AFTER
年収:約1100万円
外資系総合
コンサルティングファーム
シニアコンサルタント

SCMの専門性を手放さず、新規事業・戦略領域へ。
34歳で「経験」と「挑戦」をつないだ転職

ライセンス管理やIT資産最適化で培った専門知識は、コスト削減やリスク管理を重視するファームで高く評価されます。強みを適切に再定義して臨めば、総合コンサル等へのステップアップも十分に可能です。
今回は、SAMコンサルタントから転職を成功させた方の体験談をご紹介します。

以前のご経歴
34歳 男性
新卒で事業会社に入社し、生産管理や物流企画を経験。その後、日系コンサルティングファームへ転職。コンサルティングファームでは、製造業の顧客を対象にSCM領域の業務改革やシステム導入を支援。現状分析、業務要件の策定、システム導入、運用定着までを担当。

1. 転職活動を考え始めたきっかけ

転職を考え始めたきっかけは、SCMの個別課題を改善するだけでなく、事業そのものの方向性を考える仕事に携わりたいと感じるようになったことです。プロジェクトを進めるなかで、サプライチェーン上の問題は、業務やシステムだけで完結するものではないと感じていました。商品の競争力や販売戦略、事業構造など、より上流の意思決定が原因となっているケースも多くありました。一方で、30代になり、これまで築いてきたSCMの専門性を手放してよいのかという迷いもありました。家庭もあるため、興味だけで転職先を決めるのではなく、これまでの経験を生かしながら次の専門性を築けるかを慎重に考える必要がありました。そこで、新規事業や戦略領域への転職可能性を確認するため、転職活動を始めました。

2. 転職活動をはじめてみて

当初は新規事業や戦略領域に挑戦したいと考えていたものの、具体的にどのような仕事が自分に適しているのかまでは整理できていませんでした。複数のCAと面談しましたが、紹介される求人の多くは、SCMの経験をそのまま横展開するものでした。経験との親和性は高い一方、自分が求めていた役割の変化とは異なると感じていました。FIKAの田中さんとの面談では、希望する求人をすぐに紹介されるのではなく、「なぜ上流の仕事に関わりたいのか」「SCMの仕事で、どのような場面にやりがいを感じてきたのか」を具体的に確認されました。その対話を通じて、私が変えたかったのは専門領域そのものではなく、課題に関与する範囲だったと気づきました。田中さんは業務改革やシステム導入の話をすぐに理解したうえで、私の経験が各ファームでどのように評価されるか、反対に何が不足しているかを説明してくれました。現職に残る場合も含めて比較してもらえたため、転職を前提とせずに相談できると感じ、支援をお願いしました。

3. 実際の転職活動について

転職活動で難しかったのは、現職のプロジェクトや家庭生活と並行して、選考準備の時間を確保することでした。平日は業務が長引くこともあったため、面接対策は週末を中心に進めました。応募先は、SCMで培った経験を生かせること、新規事業や戦略に関わる機会があること、家庭生活と両立できることを基準に選びました。一度に多くの企業へ応募するのではなく、現職の繁忙度に合わせて応募時期を分けたことで、各社の準備に必要な時間を確保できました。面接準備を始めた頃は、業務改善やシステム導入の実績を時系列で説明することに終始していました。しかし、それだけでは、新しい領域で何を再現できるのかが採用側に伝わりません。そこで、関係者の意見を整理する力、課題を構造化する力、構想を実行可能な計画へ落とし込む力という観点から、経験を整理し直しました。ケース面接では、結論を急ぐのではなく、前提を確認し、論点を分け、判断の根拠を順序立てて説明する練習を重ねました。課題の難度も習熟度に応じて調整されたため、仕事と両立しながら段階的に準備を進めることができました。

4. 実際のFIKAのサポートについて

FIKAには、キャリアの方向性の整理から求人選定、応募書類の作成、面接対策、選考日程の調整、内定後の比較まで支援してもらいました。応募書類では、担当業務を並べるのではなく、どのような課題に対して、誰と調整し、どのような変化を生み出したのかが伝わるように修正しました。求人を選ぶ際には、応募可能な企業と準備が必要な企業を分け、それぞれの理由も示してもらいました。
面接対策では、採用側が確認する点を踏まえ、話す経験と説明の順番を企業ごとに整理しました。面接後には毎回振り返りを行い、回答が曖昧だった点や、次回までに準備すべき内容を具体的に確認しました。方向がずれているときには率直な指摘があり、選考を重ねるにつれて、自分の経験と今後の可能性を一貫して説明できるようになりました。

5. このCAを選んでよかったこと

田中さんを選んでよかったのは、現在の経験と希望する仕事の間に、どのような接点があるのかを具体的に示してもらえたことです。新規事業や戦略領域への関心をそのまま肯定するのではなく、私の経験のうち評価される部分、不足している能力、現時点では難度の高い選択肢を分けて説明してくれました。そのうえで、準備によって可能性を高められる選択肢を提示してもらえたため、挑戦の範囲を現実的に判断できました。転職するかどうか、どの企業を選ぶかについて結論を押しつけられることもありませんでした。現職に残る場合と転職する場合を比較し、自分が重視する条件を整理したうえで決断できたことが、今回の支援で得られた最も大きな価値です。

6. 今後転職を検討されている方へ

30代の転職では、これまでの経験を生かすことと、新しい領域へ挑戦することを、対立する選択肢として考えがちです。私も、SCMの専門性を続けるか、未経験に近い領域へ移るかで悩みました。しかし、転職活動を通じて、専門性を手放さなくても、その使い方や関与する範囲を変えることはできると分かりました。そのためには、担当してきた業務だけでなく、そこで培った能力が別の環境でどのように生かせるのかを整理する必要があります。転職するか決めていない段階でも、現在の仕事で感じている問題意識や、今後担いたい役割を言葉にすることには意味があります。自分だけでは整理しにくい場合は、現職に残る選択肢も含めて率直に検討できるCAへ相談することが、判断材料を増やす一つの方法だと思います。

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コンサル業界への転職は、業界や選考を深く理解したうえでの準備が成功の鍵となります。FIKAでは、大手コンサルティングファームでの実務経験や採用経験を持つメンバーが、一人ひとりに合わせたキャリア提案から回数無制限の面接対策まで一貫してサポートしています。転職成功だけでなく、その先のキャリアまで見据えた伴走型の支援で、納得のいく転職を実現できるよう全力でお手伝いします。

支援担当:田中専匠
株式会社FIKA GroupのCEOとして年間1500件以上のキャリア相談を実施。またコンサルタントとしては、戦略策定からIT導入までの一気通貫したご支援が強み。経験業種は、鉄道・製造業・メガバンク・保険・通信・不動産・マスコミなど。大手ファームにおける面接官経験を活かし、コンサル・IT業界向けの実経験に裏打ちされたリアルな面接対策を行う。
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