FIKA Insights

現場の要望を問い直す。大手自動車メーカー、38歳が選んだ業務改革コンサルへの転身
支援担当:中森啓太

担当CA
BEFORE
年収:1000万円
大手自動車メーカー
業務企画・業務システム改善
AFTER
年収:1250万円
外資系総合コンサルティングファーム
SCMコンサルタント

現場の要望を問い直す。大手自動車メーカー
38歳が選んだ業務改革コンサルへの転身

大手自動車メーカーで、現場の要望整理や業務システムの改善に携わってきた38歳の男性。次第に、寄せられた要望を形にするだけでなく、業務の進め方そのものを検討する仕事に軸足を移したいと考えるようになりました。事業会社で培った現場への理解を生かせる環境を探し、製造業向けコンサルタントへの転身を決めました。

以前のご経歴
38歳 男性
大手自動車メーカーにて、社内業務の改善や、それに伴うシステム改修の要件整理を担当。利用部門への聞き取り、情報システム部門との調整、変更後の運用確認などに従事。現場の要望とシステム上の制約を踏まえ、実務で使える形に落とし込む役割を担う。

1. 転職活動を考え始めたきっかけ

きっかけは、現場から依頼された管理項目の追加について、使い道を確認したときのことです。話を聞くと、別の帳票にも同じ情報を記入していて、入力する人と確認する人の間で、何をどこまで管理するかが揃っていませんでした。
項目を追加すれば依頼には応えられます。ただ、それで日々の手間が減るとは限りません。まず情報の使い方を整理したほうがよいと感じ、関係者と確認を進めました。このとき、私が面白いと感じるのは、要望を仕様にする作業以上に、なぜその作業が必要なのかを考える部分なのだと気づきました。
社内の事情を知り、改善後も使われ方を見届けられることは、前職の魅力でした。一方で、今後の仕事では、業務の目的や役割分担を検討する部分に、もう少し継続して関わりたい。社内で担当を広げる可能性と、社外に出る選択肢を並べて考え始めました。

2. 転職活動をはじめてみて

中森さんとの最初の相談では、コンサルタントという職種への憧れよりも、今の仕事で続けたいことと、担当を増やしたいことを具体的に話しました。
印象に残っているのは、業務改善とシステム導入をひとまとめにせず、私がどの場面に関わりたいのかを確認してくださったことです。現場への聞き取りが好きなのか、改善案を考えたいのか、関係者と実行まで進めたいのか。仕事を分けて話すことで、希望が少しずつ明確になりました。
システム導入とコンサルティングの両方を経験されているので、こちらの業務の説明も通じやすかったです。すぐに応募先を決めるのではなく、仕事内容を確かめながら進められそうだと感じ、お願いしました。

3. 実際の転職活動について

一番時間を使ったのは、求人と自分の希望を照らし合わせる作業でした。同じ業務改革という表現でも、求人票を読むだけでは、自分が何を担当するのか判断しきれませんでした。
そこで私は、興味のある求人について、分かっていることと確認したいことを分けてメモにしました。業務の現状を調べる段階から関われるのか、システム導入が決まった後の支援が中心なのか。現場の担当者と話す機会はあるのか。以前はまとめて「仕事内容」と捉えていたものを、実際の作業に分けて確認しました。
難しかったのは、希望を伝えようとすると、システム関連の仕事を避けたいように聞こえてしまうことでした。実際には、運用やシステムの制約を踏まえて考えることは、自分の経験を生かせる部分です。避けたいのではなく、変更する目的から考えたい。その違いを伝えるため、前職で要望の背景まで確認した場面を、職務経歴書に書き加えました。
面接でも、希望する仕事の有無だけでなく、入社直後に期待される役割を尋ねました。自分が関心を持つ仕事に、最初から十分関われるとは限らないからです。

4. 実際のFIKAのサポートについて

私は気になる点を細かく書き出していたのですが、そのままでは質問が多くなり、何を重視しているのか伝わりにくい状態でした。中森さんには、入社判断に必要なものから優先順位をつける手伝いをしていただきました。
また、求人情報で確認できることと、企業に聞かなければ分からないことを分けてくださったのもよかったです。分からない部分を期待で埋めずに、確認事項として残せました。
在職中の活動だったため、追加で聞きたいことの取りまとめや連絡もお願いしました。自分で考える時間を確保しながら、必要な確認を進められたのは、実務的にありがたい支援でした。

5. このCAを選んでよかったこと

自分の希望を、応募先に合わせて小さくまとめずに話せたことです。同時に、その希望が今の経験だけでどこまで実現できるかも、率直に相談できました。
中森さんとのやり取りを通じて、できることを過小評価せず、未経験の部分も曖昧にせずに話せるようになりました。
最終的な判断は自分でしましたが、判断に使う材料を一緒に確かめられたことが、心強かったです。

6. 今後転職を検討されている方へ

私の場合、やりたい職種の名前よりも、今の仕事のどの場面を増やしたいかを書き出したことが役に立ちました。現場の話を聞くことなのか、改善策を考えることなのか、決まったことを実行に移すことなのか。それによって、求人を見るときの確認点も変わりました。
今の仕事を振り返り、続けたい作業と、もっと関わりたい作業を分けてみる。その準備が、私にとっては応募先を選ぶ出発点になりました。

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支援担当:中森啓太
SIerを経て大手コンサルティングファームに転職。大規模基幹システム刷新PJなどDXの最前線で活躍した後、人事部での採用マネジメントや最終面接官を通して組織の更なる発展に貢献。その後、株式会社FIKA Group執行役員として転職エージェントとしてのキャリア支援とコンサルティング業双方をリードしている。
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