スマートさより「泥臭さ」。
口下手なSEがNRIのコンサルタントとして活躍できる理由
野村総合研究所(以下、NRI)と聞くと、どのようなイメージを持つでしょうか。
「若い人には活躍のチャンスがない、年功序列のお堅い会社」
「優秀だがドライなプロフェッショナル集団」
そんな印象を持つ方も少なくないかもしれません。
「正直、かなりドライな社風を想像して、自分には合わないのではないかと思っていました。」
これは、NRIシステムコンサルティング事業本部社会ITコンサルティング部(以下、社会IT部)に中途入社した高橋様の言葉です。
自治体向けのシステムエンジニア(以下、SE)として6年間の経験を積んだ高橋様は、転職活動当時、まさにそのようなイメージをNRIに抱いていた一人でした。
しかし、実際に入社して働く中で見えてきたのは、全く異なる姿だったといいます。
今回お話を伺ったのは、社会IT部で部長を務める瀧村様と、中途入社でNRIに飛び込んだ高橋様です。
本シリーズの第1回では、高橋様がNRIに中途入社して感じた「ギャップ」に迫ります。
2003年に新卒でアクセンチュアに入社し公共系システムコンサルに従事。
2009年にNRIへ転職し、2022年に社会ITコンサルティング部長に就任。リーマンショック期の激務を経験しつつも、短期成果に偏らず、中長期視点で人材育成と組織づくりに取り組んでいる。

2017年に大学を卒業後、自治体向けシステムエンジニアとしてキャリアをスタート。
公共領域の現場で経験を積み、2023年にNRIへ入社。現在は自治体や中央省庁など多様なクライアントに対し、ITを活用したコンサルティングに携わっている。

仕事は充実。
でも「20代のうちにもっと仕事の幅を広げたい」
[FIKA 田中]
まずは高橋さんのご経歴を教えてください。
[NRI 高橋様]
前職は自治体向けシステムを手掛ける企業で、SEとして約6年間働いていました。
設計や開発だけでなく、お客様との折衝や要件調整などにも携わり、幅広い経験を積むことができました。
[FIKA 田中]
その中で転職を考え始めたきっかけは何だったのでしょうか。
[NRI 高橋様]
仕事にはやりがいを感じていました。
「こういうふうにやればよいだろう」という仕事の型がある程度見えてきて、将来の自分の姿もイメージできるようになってきていました。そんななか「20代のうちにもっと幅を広げた方がいいんじゃないか」と考える自分もいて、外の世界を見始めたのがきっかけです。
「ドライな会社」というイメージを覆した、
面接での温かいコミュニケーション
[FIKA 田中]
転職活動の中でNRIはどのような存在だったのでしょうか。
[NRI 高橋様]
ある転職エージェントさんから、「これまでの自治体向けシステムの経験とフィットしそうだ」と紹介を受けて応募しました。ただ当初は、正直かなりドライな社風を想像して、自分には合わないのではないかと思っていました。
[FIKA 田中]
最初にイメージが変わったのはどのタイミングだったのでしょうか。
[NRI 高橋様]
面接ですね。
一次面接で部長の瀧村さんともう1人の社員と話した時に、この方々と一緒に仕事をするイメージが明確に浮かびました。お二人とも、非常に親しみやすい人柄で「ドライ」という当初のイメージをいい意味で裏切る、ギャップでした。さらに、内定をいただいたあとのオファー面談で、同年代の似た経歴を持つ社員とお話し、改めて「ああ、ここなら働けそうだな」と思いました。
人柄や言葉選びなどから「『人』を大切にしている」という印象をNRIの方からは共通して感じました。そのような点から、長く働けるイメージを持ち、入社を決めました。
[NRI 瀧村様]
あまりしゃべらないし、営業も得意ではなさそうなので正直「本当にコンサルタントとしてやれるかな?」と、ちょっと、心配していました(笑)

スキルより「考える姿勢」を評価。
泥臭く伴走するコンサルタントの仕事
[FIKA 田中]
そうだったのですね。それでも内定をだした。
それは、高橋さんのどんなところを評価されたのでしょうか。
[NRI 瀧村様]
「口下手だが、しっかり考えていて真面目な方だな」と思い採用しました。面接では経験も見ていますが「物事にどう向き合う人なのか、どれだけ深く物事を考えられる人なのか」を重要視しています。話すスキルも営業のスキルも、訓練次第でいくらでも伸ばすことができます。
それよりも「自治体のシステム標準化についてどう思う?」という質問をした際に、決して早い回答ではなかったけれど、自分なりにしっかり考えて答えを出している姿勢を見て、社会IT部でコンサルタントとして活躍できそうだと思いました。
コンサルはスマートに話してナンボというイメージをもたれることも多いですが、社会IT部ではどちらかというと泥臭くお客様の業務に入り込み、お客様と一丸となって課題解決を進めることで信頼をいただいている、と考えています。高橋さんはこのような社会IT部のスタンスに合いそうだ、と感じました。
[NRI 高橋様]
確かに『泥臭い』というのは大きなギャップでした。お客様にしっかり伴走して案件を進めるのは、時には大変なこともあります。しかし、そうしてお客様に信頼していただいた結果、名指しで直接案件のご相談をしていただけた時は、大きなやりがいを感じました。
成長をお互いにサポートし合う文化
[FIKA 田中]
やりがいを感じるまでの過程はかなり大変だったのではないでしょうか?
[NRI 高橋様]
正直大変ではありました。特に、入社直後は分からないことだらけでした。しかし入社前の「ドライ」というイメージとは全く異なり、本当に多くの方に助けていただいたことで、コンサルタントとして成長することができたと思っています。困ったことがあればすぐに相談できる環境で、上司・同僚が当たり前のようにサポートしてくれます。
求められるレベルは高いですが、それを一人で乗り越えろという文化では決してありません。
NRIへの転職を検討している方へ
[FIKA 田中]
NRIにご転職された経験から、転職を検討されているかたに向けて一言いただけますか?
[NRI 高橋様]
転職前は「ドライな会社」というイメージがあったので、最後の一歩を踏み出すまで悩みました。ただ今振り返ると「迷っていたが、挑戦してみてよかった」と思います。実際に飛び込んでみて初めて見える景色も多いですし、その環境の中でしか得られない成長があります。
少しでも興味があるのであれば、その機会を大切にして、一歩踏み出してみてほしいですね。
― おわりに―
「NRIは優秀でドライな人だけが活躍できる会社」。
今回の対談が始まる前は、多くの方がそんなイメージを持っていたかもしれません。
しかし実際にお話を伺う中で見えてきたのは、そのイメージとは少し異なる姿でした。
NRIが採用で本当に見ているのは華やかで流暢に話すプレゼンスキルでも、豊富な営業経験でもない。「どれだけ深く考えられるか」という姿勢でした。そしてその姿勢を持つ人が、泥臭くお客様と向き合いながら、長く信頼を積み重ねていく。
人を見て採用し、人を育てる。そして、一人ひとりの挑戦を支える。
高橋様が感じたギャップこそ、NRI社会IT部の魅力なのかもしれません。
次回は、「NRI 社会IT部で得られる成長とやりがい」をテーマに、NRIでコンサルタントとして仕事をする面白さに迫ります。

